「篠島」とともに生きる
愛知県渥美半島と知多半島の中間に位置し、
三河湾・伊勢湾に挟まれた篠島は、海の恵み豊かな島。
昭和15年から始まったしらす漁が盛んな島で、
港単位の水揚げは日本トップクラス。
太次平商店も先駆者として常に「篠島のしらす」を牽引してきました。
-
年間水揚げ3,000t※平成25年度篠島漁協調べ
春の小女子漁の終わりとともに始まり、
12月までの約8ヵ月間、しらす漁は続けられます。
魚を求め、遠くは静岡県境、近くは篠島近海と
「篠島のしらす漁師」のプライドを胸に漁場へ向かいます。
-
篠島の海とともに80年
水揚げされたしらすは直ぐに競りにかけられます。
ここで重要になってくるのが、競り人の目利き。
篠島で漁師や加工業など漁業に携わる人間は、島民の約8割。
さらに「しらす」に特化した漁業で成長してきた島だけに、
ほとんどの人が幼いころから「しらす」を身近に見ているといっても過言ではない。
そんな中でも競り人は篠島ブランドのしらすを左右する一握りの選ばれし、
「しらすのプロフェッショナル」なのだ。
-
港直結25m
競り落としたしらすは、フォークリフトで直ぐに目の前の釜揚げ工場へ。
篠島魚市場は、平成に入り埋立地に移設されました。
当時から主流だったしらす漁に合わせ、区画整理が行われたので、
しらす加工に特化した港になり、市場と加工場が直結したレイアウトになった全国でも稀な港です。
この市場からの距離が、さらなる鮮度の保持に役立っています。
-
菌数0
を目指す徹底した品質・衛生管理。
原料段階から異物を選別し、除去することはもちろん、大腸菌や一般生菌などの検査を全ロットで実施している。
菌数を減らすために毎日の機械洗浄・メンテナンスに加え、機械メーカーにも部品構造などをオリジナルオーダーし、
清掃しやすいパーツへと変えたり、工場レイアウトを変更するなど、菌数管理を徹底している。
そのため鮮度が保たれ、当社が目指す「子どもが安心して食べられる商品づくり」が実現している。